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アナコンダの赤ちゃんが20匹誕生、スリランカの動物園 [蛇 アナコンダ]


【2008年8月7日】スリランカの中心都市コロンボ郊外にある国立動物園では前月、アナコンダの赤ちゃん23匹が卵からふ化(孵化)したらしい。
そのうち雄6匹に雌14匹の、合わせて20匹が順調に育っていると言う。

アナコンダは、南米のジャングルや浅瀬などに生息するニシキヘビの1種で、同園に5年前つがいで持ち込まれたらしい。
写真はスリランカ中心都市コロンボ郊外の国立動物園で、職員がアナコンダの赤ちゃんを見せているところです。

このアナコンダの体色は緑褐色で、黒い楕円形の斑紋が入っています。
生まれたばかりの赤ちゃんなのに、青大将(成蛇)なみの大きさがあります。さすが巨大蛇の子ですね。

アナコンダは、ボア科に分類される蛇(爬虫類)ですが、有名な種としてオオアナコンダとキイロアナコンダがあり、単にアナコンダと言った場合はほとんど前者の方を指すらしい。

オオアナコンダは、南アメリカの熱帯雨林の水辺(湿地や川など)に生息するが、主に南アメリカ大陸北部のアマゾン川流域に分布している。

全長400-600 cm、最大では900cmにも達する巨大蛇で、アミメニシキヘビとともに世界最大のヘビ(蛇)として知られています。

体長500cm以上の個体では体重100kgを超えることも珍しくないと言う。雄より雌の方が大きいらしい。

水生と樹上の両方で生活し夜行性です。昼間は川の浅瀬や水辺の枝などで休んでいるようです。
主に「哺乳類、鳥類、魚類、両生類、爬虫類」などを捕食するらしい。

水辺にやって来る哺乳類や鳥類、爬虫類を狙って、水中や木の枝、茂みの中などで待ち伏せているのです。
大きな獲物には長い体で巻き付いて、締め殺してから丸呑みするのだから恐ろしい。

大型の個体ではジャガーや鰐(カイマンクロコダイル)を捕食した例もあるが、逆に彼らの餌食となることも少なくないらしい。
黒ジャガーなどは、オオアナコンダを見つけしだい襲いかかって鋭い牙で噛み殺してしまう。

オオアナコンダは、人食い巨大蛇としても恐れられているが、実際に人を呑み込んで食べた例はほとんど無いと言う。
しかし巻き付かれて絞め殺されたという例は多いらしく、どちらにせよ非常に危険な蛇です。

現地では牛や豚といった家畜を襲って丸呑みし、食べてしまうため蛇退治(駆除)の対象にされているらしい。

繁殖形態は卵胎生で、全長70cmくらいの幼蛇を一度に20-80匹ほど産むと言う。繁殖力が強いです。

卵胎生(英語:ovoviviparity)とは、動物のメス親が、卵を胎内で孵化させて子を産む繁殖形態です。
卵が母体中で発育・孵化(ふか)するので、新個体が卵でなく幼生の形で産まれてくるのです。


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