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1か月で体長2メートルに、シャチの赤ちゃん フランス [鯱 シャチ]


【2011年04月21日】フランス南部アンティーブの水族館「マリーンランド」で前月16日に生まれたシャチの赤ちゃんは、順調に生育していると言う。
人工授精で生まれたこの赤ちゃんは、すでに体長2メートル、体重150キロになったようです。

写真は、母親のウィキーと泳ぐシャチの赤ちゃん(2011年4月19日撮影)。
シャチの赤ちゃんは信じられないくらい成長スピードが速いですね。
生後2ヶ月未満なのにもう体長2メートル、体重150キロと言うからスゴイ。

母親のウィキーと並んで仲良く泳ぐ赤ちゃんの姿は、微笑ましくて見る人の心を和ませ癒してくれる。

シャチ(鯱)は、マイルカ科に属する海生哺乳類です。
イルカの仲間では最大の種であり、オスの体長は5.8~6.7m、メスの体長は4.9~5.8m、オスの体重は3,630~5,440kg、メスの体重は1,360~3,630kg に達する。オスはメスより大きい。

大きな背びれを持ち、オスのものは最大で2mに達する。
円錐状の鋭い歯が上下のあごに計44~48本並んでいるようです。

シャチ(鯱)は、地球上で最も広く分布(棲息)する哺乳類の一種と言われる。
世界中の海に分布するが、冷水を好み、餌になる動物が多いことなどから、特に極地付近の沿岸に多く棲息する。

海洋の食物連鎖の頂点に位置し、魚・イカ・海鳥・ペンギン、オタリア・アザラシ・イルカ・ホッキョクグマ、時にはクジラやサメなど、捕食する動物(餌)は多岐に渡る。

泳ぐ速さは時速60~70kmに及び、「泳ぎの達人」と呼ばれるハンドウイルカと並んで、哺乳類では最も速く泳ぐことができる生物(種)の一つらしい。

なおシャチは南極海だけで1万年ほど前から混血のない3タイプに分化しており、食性、サイズが異なると言う。

タイプA.流氷の少ない沖合に棲む「whale eater killer whale」と記述されるシャチ。
ミンククジラ(クロミンククジラ)などを主食とする。

タイプB.流氷のある沿岸近くに棲む「mammal eater killer whale」と記述されるシャチ。
タイプAよりやや小型であり、海生哺乳類(オタリア・アザラシ・イルカ)を主食とするが、クロミンククジラ・ナガスクジラ・ペンギンなども捕食する。mammalは哺乳動物。
 
タイプC.流氷のある沿岸近くに棲む「fish eater killer whale」と記述されるシャチ。
最も小さい小型のシャチであり、タイプAと比較してオスで100cm、メスで60cmほど小さいと言う。
イカやタラ(鱈)などの魚を主食とする。最も大きな群れを作るらしい。


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