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ホッキョクオオカミの群れがお出迎え、仏アムネビル動物園 [狼 オオカミ]


【2011年02月27日】フランス東部アムネビル動物園の動物たち。
写真14/18枚は吠えるホッキョクオオカミの群れ(2011年2月25日撮影)。

このホッキョクオオカミの群れは何を思い悲しげに遠吠えしているのだろう?
懐かしい北の生まれ故郷を思い出して泣いているのか!

遠吠えは、群れの仲間との連絡、狩りの前触れ、縄張りの主張などの目的で行われ、それぞれ吠え方が異なると言う。

オオカミ(狼、英: wolf )は、イヌ科に属する哺乳動物(肉食獣)で、通常はタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)一種を指す。
タイリクオオカミは北半球に広く分布(棲息)し、分布域が広いタイリクオオカミは多くの亜種に細分化される。

ツンドラオオカミ(シベリアオオカミ)などはユーラシア北端部に分布している亜種。

写真の「ホッキョクオオカミ」はタイリクオオカミの一亜種で、グリーンランド北部と東部、クイーンエリザベス諸島、バンクス島、ビクトリア島などに分布する。

オオカミは雌雄のペアを中心とした2 ~15頭くらいの群れ(パック)を形成する。
それぞれの群れは縄張りをもち、群れはたいてい繁殖ペアの子孫や兄弟で血縁関係にあることが多いらしい。

オオカミは肉食で、「シカ、ヘラジカ、野生ヤギ、イノシシ」などの有蹄類(哺乳動物)を狩る。
シカ(鹿)など大きな獲物を狩るときは群れで行動し、長時間の追跡を行うようです。

オオカミ(狼)はヨーロッパ(欧州)や中国など牧畜が盛んであった地域では、家畜(ヤギ・羊・牛・馬)を襲う「害獣」として忌み嫌われ、
逆に日本(北海道を除く)のように農業が盛んであった地域では、農作物へ被害をあたえるシカ(鹿)やイノシシ(猪)などの害獣を駆除する「益獣」として、怖れを持たれると同時に慕われもしたらしい。

牧畜・酪農が盛んな地域(西洋など)では、オオカミは家畜を襲う「害獣(悪者)」として童話や物語(文芸作品)に書かれることが多い。

しかし実際は人間が、狼の住処(棲家)を奪い獲物である草食動物を狩ってしまい、やむを得ずオオカミは家畜を獲物にするハメになったのです。

ヨーロッパで狼が忌み嫌われるのは中世キリスト教が、土着の信仰を駆逐するため人狼伝説を利用してきた影響も大きいと言う。

中世のヨーロッパでは、人狼の存在が信じられており、昼間は人間の姿をした人狼が、夜間は狼の姿で人間を襲い、人狼は銀の武器(銀の弾丸など)でなければ倒すことが出来ないなどと言われたらしい。


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